
「自宅にサンドバッグを置きたい!」コロナ禍によるジムの閉鎖に伴い「家にサンドバッグがあればなぁ」と思っている人、多いのではないでしょうか。
私もそう思って昨年、念願のサンドバッグを購入しました。家にサンドバッグがある生活は想像以上に楽しく、まさにお値段以上の価値を感じています。一番のメリットはいつでも気軽にストレス発散できることです。上司に詰められた日の夜に、テレビのコマーシャル中に、家事のあい間に、ひとっ風呂浴びる前に、息切れするほど殴って蹴って追い込むという、一見クレイジーな生活ですが、これが悪くありません。
ちなみに私が使っているのは、吊り下げるタイプではなく、自立するタイプのサンドバッグです。本当は吊り下げ式のサンドバッグが欲しかったのですが、やはり家庭で吊り下式のサンドバッグは、吊り下げる場所に穴を開けるというハードルが高すぎるし、穴を開けないでOKなスタンドタイプは広いスペースが必要だったり、解決すべき課題が多すぎるのでやめました。
ガレージや庭で吊り下げる環境があれば、吊り下げ式を検討してもいいと思います。
今回は自立サンドバッグを使って1年経過したので、購入した際の気づきや分かったことを書いていきます。サンドバッグの購入を検討している方は参考にしてください。
自宅にサンドバッグを設置する時の注意点3つ
今回は吊るすタイプではなく、室内で自立式のサンドバッグを設置する際の注意点について考えていきますが、子供用の空気を入れるタイプは除外します。
1.騒音と振動問題
自宅にサンドバッグを設置する際に一番気になる問題ではないでしょうか。特にマンションやアパートの方にとっては大きな課題です。
結論から言うと「騒音と振動」はかなりあります。主に打撃音とサンドバッグの振動です。ただ、戸建てなら深夜や早朝を外せば問題ないと思います。アパートは厳しいと思いますが、最近のマンションでトレーニング用のマットを敷き詰めれば検討しても良いと思います。
ちなみに私は下記のマットを使ってます。
2.重量問題
本格的な自立式サンドバックは「鉄心」「肉厚なポリウレタン等のクッション」「土台(タンク)」で構成されています。それだけだと大人が力を入れて蹴ると倒れてしまうので、土台の中に砂か水を入れて固定させるのが一般的です。よって、重量はその重さによって変わってきます。
私は水に混ぜればジェル化するモレントを使いました。満杯で100㎏だったので自分の体重ぐらいの約60㎏入れてます。正直全力で蹴ったらかなり揺れますし、パンチ連打で大きく揺れてタイミングが合うと倒れそうにはなりますが、「おきあがりこぼし」のように元に戻ってきます。押し込むパンチではなく、キレのある早く引くパンチを打てば、揺れも収まるのでパンチの質を確認することもできます。
イメージとしては床にかかる負担は60㎏の人が暴れている感じだと思いますので、特に気にする重量ではないと思います。
住宅の場合は建築基準法で1㎡あたり180kg耐えられるように設計されてますので、60㎏の人が60㎏のサンドバッグ周辺にいても合計120㎏なので問題ないということです。
3.スペース問題
我が家に送られてきたサンドバッグは、3人掛けソファくらい大きかったです。たしか送料は6000円くらいでした。組み立ては簡単なので一人で10分あれば完成します。とにかく大きくて高さが180cmもあって、強烈な存在感と威圧感を放っています。
サンドバッグの周辺も、何もない状態にする必要がありますので、部屋数に余裕があればトレーニングルーム等の専用部屋を用意できればベストですね。
専用部屋が用意できない場合は、いっそのことオブジェとしてリビングに設置するのもありだと思います。
まとめ
下記は実際に私がサンドバッグを使っている動画になります。
もともと和室だったのですが、フローリングマットを敷いた上にトレーニング用マットを敷いています。
サンドバッグが家にあれば、スパーリングとミット打ち以外はできるので、仕事が忙しくてジムにいけない時や、何となく気が進まない時でも、自分のペースで間隔を空けずに練習できるのがいいですね。さらに、軽くやったり、追い込んだり、自分の体調やスケジュールに柔軟に対応できるので、忙しいサラリーマンでも無理せずに続けることができると思います。
ちなみに、サンドバッグが家にある人はけっこう珍しいみたいで、飲み会のネタになるという副産物もありました。
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