【アンチエイジング】健康になって肌も若返る!中年はとにかく運動しなさい

【アンチエイジング】健康になって肌も若返る!中年はとにかく運動しなさい

全国の愛すべき中年のみなさん、こんにちは。

そして、中年じゃないあなたも、ぜひ最後までお付き合いください。いまやアンチエイジングは若い世代から取り組むのが常識。早すぎることも遅すぎることもありません。アンチエイジングは思い立ったら吉日なのです。

当サイトの主テーマの一つでもあるアンチエイジングですが、ご承知の通り単純かつ難解を極める分野です。とはいえ、私は以前からアンチエイジングは総合力で、一筋縄ではいかないけれど、やるべきことは難しいことではないと考えています。

アンチエイジングの効果を考える時、即効性があるのか、長い期間を要するのかを見極める必要があります。例えば、ファッション、お化粧なら即効性がありますが、ダイエットや肌のツヤとなると中長期的な取り組みが必要ですよね。

今回取り上げる運動は中長期的な領域になります。運動の習慣がアンチエイジングにおいて、もっと言えば人生において、どのような好影響をもたらすのかを知り、生活の一部にすることで人生を好転させましょう。

アンチエイジングにおいて、運動の効果は絶大!

運動が身体にいいことは誰しもが分かっていること。でも習慣として長期間にわたって運動している人は40代だと男性18.5%、女性12・9%(厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」/令和元年)となり、他の年代と比較すると少ない結果になっています。30代も同様に低水準で20歳~70歳の年代別でみると男女ともワースト1位2位という結果です。

低水準である要因はいろいろあると思いますが、会社での責任増加、子育て、結婚、出産、マイホーム購入など、人生のイベントが集約される年代になるので「忙しくて時間がない」「心身ともに疲れていて運動どころではない」といった切実な問題があります。また、40代は筋肉量が減少するので、基礎代謝量の低下によって体重が増加したり、正しい姿勢が保持できなくなったり、疲労も蓄積しやすくなります。さらに女性はホルモンバランスの乱れによって中性脂肪が蓄積されやすい体質になったり、自律神経の乱れによる代謝異常などの問題もあります。

この状況を分析すると【中年といわれる30代40代は、肉体的に一番運動すべき年代なのに、社会的な要因や身体の不調により一番運動できていない年代】といえます。

さて、この状況をネガティブに捉えると、みんなそうだから仕方ないよね・・・となりますが、ポジティブに捉えると、みんながやらないうちにがんばれば、大きな差をつけることができます。周りが肉体のメンテナンスを放棄すればするほど、相対的に大きな差になります。あえて言えば、自分は現状維持でもどんどん大差がつくというボーナスステージ。もはや、やらない理由が見当たりません。

運動による具体的な効果

1.肌がきれいになる

運動や筋肉量の増加によって血行が良くなれば、栄養素や酸素が肌の毛細血管の隅々まで行き渡るので、肌のターンオーバーが活性化され、新しい肌へ生まれ変わる手助けになります。つまり血流が良くなれば、肌や髪などのアンチエイジング効果が期待できます。

さらに発汗によって肌の水分が増えて角質層が柔らかくなることで真皮層が厚くなり、みずみずしい肌がキープできて、毛穴に詰まった皮脂も除去できます。これにより皮脂の酸化を防いでシミやそばかすの発生も抑えます。

2.筋トレで基礎代謝がアップして痩せやすい体質になる

ダイエットの原理原則は『消費カロリー>摂取カロリー

消費カロリーが摂取カロリーを超えれば、理論上痩せます。

消費カロリーを増やすといえば、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を思い浮かべる方が多いと思います。たしかに間違いではないのですが、有酸素運動でカロリーを消費しようとするとかなりの運動量が必要になるので、有酸素運動で消費カロリーを稼ぐというのは、ある意味、非効率の極みなのです。

そこで筋トレの登場です。消費カロリーを効率的に増やすには基礎代謝の高い身体にすることが近道。なぜなら基礎代謝は筋肉量に比例して、筋肉が1㎏増えると約60カロリー増えるからです。何もしなくても1日60カロリーを消費できるというありがたい状態をゲットできます。

健康寿命を延ばしたいなら筋トレをして筋肉量を維持しましょう。

3.脳の活性化及び認知機能を維持できる

ウォーキングやランニングなどの有酸素運動によって、神経細胞の栄養源である「たんぱく質・BDNF」が体内で増加。特に加齢によって減少するBDNF(脳由来の神経栄養因子)が増加するので、有酸素運動を継続すれば脳の認知機能をつかさどる海馬が発達します。

筋トレ(無酸素運動)も、脳が身体に「動け」という指示を出すため、必然的に脳の活動を活性化させます。

さらに運動は「ストレス発散」「自信回復効果」「気晴らし効果」「深い睡眠を促す効果」など、様々な効果があることも押さえておきましょう。ちなみにストレスは海馬を萎縮させる原因になるので、ストレス発散できれば海馬の健康維持につながります。

まとめ

30代40代は忙しくて精神的な余裕もないため、運動する時間も気力もないという方が多いと思います。私もその一人でした。

しかし、これだけ絶大な効果があるのであれば、多少無理してでもやってみる価値はあるのではないでしょうか。人生100年時代に必要なのは、ただ長生きすることではなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかという健康寿命です。

米国スポーツ医学会では「Exercise is Medicine(運動は薬)」と提唱しており、運動は老化や病気を防ぐための重要な生活習慣であることに疑いの余地はありません。

今までの人生は、会社のため家族のために多くの時間と労力を使ってきたと思います。しかし、人生は一度きり。これからは他の誰でもない、あなた自身のためにも時間と労力を使ってみてはいかがでしょうか。

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