【ブログ】執筆して、自分で「校正・校閲」もするブロガーは大変!?

【ブログ】執筆して、自分で「校正・校閲」もするブロガーは大変!?

「終わったー」やっとの思いで記事を書き終えて時計を見たら夜中の1時。

思いっきり伸びをした後、何となく出来たてホヤホヤの記事に目を通したら、誤字脱字と変な言い回しの雨あられ。

これってなんかの罰ゲームかしら・・・

まあ、ブロガーあるあるですね。

この最終チェック以降の時間が、記事を書くのに何時間もかかる原因の一つという方も多いのではないでしょうか。

今回はこの最終チェックを掘り下げたいと思います。

校正と校閲はブロガー・ライターの必須能力

出版業界では「執筆者」「校正者」「校閲者」が、それぞれ分かれているのが一般的ですが、個人のブロガーやライターはそうはいきません。全部一人でこなしてるわけですから、大変だし疲れますよね。異なるスキル、能力なのに、同じ人間がやらなければならないのがつらいところです・・・

校正?校閲?ってそもそも何だっけ?という方のためにそれぞれの意味を確認しておきましょう。

校正とは

本来は、制作物と元原稿を照らし合わせて、誤植・体裁の誤りを修正することですが、比較する元原稿がないWEBでは、記事本文の文字や、文章をチェックして修正する作業となります。つまり、誤りを見つけ、正しい文章にする作業ですね。

表記の誤りを直して正しい形式にすることが目的となり、内容そのものではなく、記事を整えるイメージです。例えば、誤字脱字、表記の統一(全てorすべて等)、リンク先や見出し等の形式的な部分の確認及び修正となります。

校閲

文書の正誤や適否を確認する作業。執筆者が作成した文章を第三者がチェックします。

イメージとしては校正は形式的なチェックで、校閲は内容自体のチェックという感じです。

  1. 内容が矛盾してないか
  2. 固有名詞は間違ってないか
  3. 正しい表現なのか
  4. 事実確認は取れているのか
  5. 表現の誤りはないか
  6. 事実関係の誤りはないか

これらをチェックして、必要であれば修正し、執筆者にフィードバックします。

なお、校閲は校正と比較すると、機械的な作業ではなく、内容をよく読んで、事実関係を精査して、修整・補足もやるので、客観視できる能力など、総合力が問われます。

まとめ

校正や校閲の他にも、似たような意味で、推敲やリライトという言葉があります。推敲は「文章を何度もなり直すこと」なので執筆者の仕事。リライトは「書き直すこと」なので、主に公開した内容を、後日修正する作業という意味合いになります。 

ただ、今回取り上げた校正と校閲についても、紙媒体目線かWEB目線かによって、少し解釈が異なります。例えば、紙媒体のリライトは一大事ですが、WEBならさらっとできるので、媒体によって優先度が変わってくることは容易に想像できます。

これらの作業を全部一人でやっているブロガーやWEBライターは大変だし、すごいと思います。ぜひ自分自身を褒めてあげてください。

記事のネタが思いつかなくて何日も更新できなかったり、記事を書くのに何時間もかかったり、その努力は決して無駄にはなりません。文章を扱う人間として、執筆も推敲も校正も校閲もして、さらにリライトもしている私たちは、確実に成長しています。

それでは、この記事の「校正」「校閲」作業に入りますので、この辺で失礼します。

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