
この記事では「ブログやサイト運営を始めたいけどnoteとワードプレスどっちがいいのか?」という論争に終止符を打ちたいと思います。特にこれからブログを始めようと思っている初心者に分かりやすく、それぞれの特徴やメリットデメリットを忖度なくお伝えします。
ちなみに私はnoteユーザーでもあり、ワードプレスユーザーでもあるので、それぞれの長所短所をユーザー目線で把握しています。個人的にはnoteが世に出たとき、これこそ収益化を目指すブロガーにとって願ったり叶ったりの夢のプラットフォームだと思いました。
本題に入る前に「そもそもnoteってなんやなん」という方のために、簡単に説明します。
2014年にサービスを開始したコンテンツ配信ができるプラットフォーム。ブログとして記事を書く以外にも、音楽・写真・イラストなどの作品発表の場として多くのクリエイターが利用しており、単なるブログの集約サイトではなく、総合メディアの配信サイトという位置づけとなる。最大の特徴は記事を販売(有料化)できること。さらに記事をまとめて「マガジン」として販売したり、メルマガのブログ記事版ともいえる「定期購読マガジン」や、2022年7月13日(水)から提供されている「メンバーシップ(コミュニティ・ファンクラブを運営できる)」など、コンテンツをマネタイズする仕組みが満載。
もっと詳細を知りたい方は下記のnote公式記事をご確認ください。
「本サイト」はワードプレス、「サブのサイト」はnoteの二刀流がおすすめ
結論から言うと一択ならワードプレスを選びましょう。最大の理由はnoteの記事は投稿者の資産にならならいからです。どんなにアクセスを集めても、その記事のドメインはnoteのドメイン。コンテンツが一時的に売れることもありますが、収益性・継続性の観点からみると割に合いません。
さらに運営側のさじ加減でアカウントを停止されるとどうしようもありません。極論を言えばnoteの運営会社が倒産すれば何も残らないわけです。その点、ワードプレスの記事は投稿者に帰属します。サーバーの運営会社が倒産してもバックアップ機能があるし、ドメインの管理会社が倒産しても引き継いだ会社を見つけて所有権を証明するなど対応策はあります。
以上の理由から、noteかワードプレスかどちらか?と聞かれればワードプレスをやるべきというのが私の見解です。ただし、ブログの超初心者が、とりあえずブログ的なことを試しにやってみたいなら無料で簡単にスタートできて、すでにユーザーが集まっているnoteがおすすめです。
また、本サイトでは記事にできない内容、本サイトでは扱いにくい専門性が高い分野のまとめ、コンテンツ販売専門の場所など、いわゆるサブ的な役割としてnoteを運用するのもありだと思います。時間や作業に余裕があるなら両方運用する二刀流がおすすめです。
まとめ
なぜ今このテーマで記事を書くのかというとnoteが以前より失速していると感じたからです。さらに最近、ツイッターやnoteの記事で「noteはオワコン」「note離れ」というワードをよく見かけるようになりました。
YouTube全盛の今はブログのようなテキストメディア自体がオワコンとも言われてますが、私はそうは思いません。脳の認知の仕組みを考えるとテキストの情報量は動画よりも多いという説もあります。
脳が認知する情報量=『 テキスト>動画 』
これは人間が持つ豊かな想像力がテキスト情報を補完することで情報量がオートマチックに増加するからです。その点、動画は完全に受け身なので、浴びる情報量は多くても脳が認知するかどうかは別問題というわけです。
ワードプレスはブログだけではなく、会社のコーポレートサイトにも使われる万能で有能なCMS(Contents Management System)です。ワードプレスも、noteもオワコンじゃない、むしろこれからさらに成長していくでしょう。
長く続けて継続的な収入を得たいなら独自ドメインを取得してワードプレスを利用しましょう。
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